医局員の声

昨年入局してくれた新入医局員の、入局1年経ってからの感想や皮膚科への入局を選んだ理由などをご紹介します。

 

<医局員の声メニュー>

最新 2023年度入局 2022年度入局

 

入局から1年経ってどうですか?

皮膚科の診療範囲の広さを改めて実感しました。皮膚疾患は皮膚だけでなく、全身疾患の一部として現れることも多く、臨床の現場では全身の評価が求められる場面も少なくありませんでした。
また、外来診療では短時間での的確な診断?治療が求められ、その難しさとともに、患者さんの症状が改善することで治療のやりがいを強く感じました。
一方で、慢性疾患の患者さんとは長期的に関わることが多く、病気だけでなく生活背景を考慮した診療の重要性を学びました。処置や薬剤選択の判断力を磨く必要性を認識し、今後もさらなる成長を目指していきたいと考えています。
周りからは皮膚科は表面だけみてると思われがちですが、実際には内科的な知識や管理が必要とされる場面も多く、日々奥深さ、難しさを実感しております。
東京医科大学皮膚科学分野は専門外来の数が多く、診れない疾患はないのではと思っています。

 

なぜ皮膚科に入局しようと思いましたか?

初期研修ではさまざまな診療科を経験し、皮膚科の診断学の奥深さや、患者さんのQOLに直結する治療の重要性を実感し、この分野を専門に学びたいと考えるようになりました。
皮膚科は幅広い年齢層の患者さんを診療し、慢性疾患から救急対応が必要な症例まで多岐にわたる点に魅力を感じています。
学生の頃より皮膚科に興味がありました。皮膚科はアレルギー疾患、自己免疫疾患、悪性腫瘍、感染症など、内科的側面と外科的側面の両方を持ちあわせており、広範囲な診療領域で新生児から高齢者まで幅広く診療できるところに魅力を感じました。
初期研修でも皮膚科を研修させていただき、病棟管理や外来見学に加え、皮膚科処置や手術などでの手技に関してもご指導いただきましてとても有意義な研修期間を過ごし、皮膚科に入局させていただきたいと考えるようになりました。
入局診療科を決めるにあたり、皮膚科以外に内科や病理診断科なども考えましたが、手技があってかつ病理が見れ、手術時間が比較的短い診療科がいいなと思い至った結果、皮膚科へ進むことを決めました。

皮膚科学分野について

皮膚科診療について

研究?業績